車両は買ったけど、安全に外で遊ぶために子供の身に着けたほうがいいものって何?
こういった疑問にお答えします。
必須アイテム4点「・ヘルメット・靴・プロテクター・手袋」は車両を買う際と同時に用意したいアイテムです。
なぜそんなに重装備なのか、私実体験も含めてそれぞれの必要性をお話します。
なぜ2歳前でも玩具に乗るときに装備が必要か
ストライダーを含め、足でけってバランスを取りながら乗れるランニングバイクは、初めて歩き出したその日から乗れるといっても過言ではないくらいに画期的な乗用玩具。
初めて乗った時は、乗れた子供もそれを見ている親も、乗り物を使いこなすことにもう一つ大きな成長を感じて喜びが大きいもの。しかし危険も大きくなります。
乗るだけなのに何がそんなに危険か
歩いたり走ったりしている時に転ぶ際は反射的に手をつくことを覚えていきますが、ハンドルをにぎると手を固定されるため反射行動がとれず、顔面から転んでしまいます。
初めのうちは止まり方もわかりません。
そしてもっと怖いことは、自転車や車とぶつかること。
公園で遊んでいても道路と面していた場合に急いで追いかけてもさきにぶつかってしまう可能性もあります。
万が一転倒してしまったときに必要なのが紹介した4つのアイテムなのです。
4つのアイテムを重要度合いの順番で説明いたします。
1.ちゃんとしたヘルメット
ヘルメットの商品目的は頭蓋骨骨折やを防ぐこと。
大前提のように思いますがこれをできないヘルメットもあります。面白いデザインで喜ぶ姿も見たいですがたいてい装飾品のついたヘルメットは危ない可能性があります。
対策
規格基準をクリアしたヘルメットを選びましょう。
2.つま先とかかとのある運動靴
本当ならストライダーを乗るという行為では1番にしたいところ。
ブレーキのないストライダーを止める方法は何だと思いますか?
答えは、「つま先を地面にこすりつける」
減速する時も、つま先をこすりつけるのでビーチサンダルで乗ったら流血ものです。
さらに痛いことを言えば、タイヤにサンダルが挟まって車体とタイヤの間に足の指が挟まったりと思わぬ事故につながるのでサンダルで乗るのは危険行為です
ビーチサンダルの話はうちの子です 笑 「止まろうとしたら痛かったぁー」って言ってました。気が付かなくてごめんね。
対策
「つま先」と「かかと」も覆ってある運動靴を履きましょう。
3.ひじとひざのプロテクター
転んだ時にひじやひざもよく擦りむきます。はじめのうちはヘルメット同様にイヤイヤされて付けるのに苦労します。
だからと言って付けないで乗って転んでしまったら金属製の車体の上に体が乗ってしまうことも多く意外と痛いです。アスファルトでは徒歩よりも早い速度で転んだら、かなり痛いし出血の可能性もあります。
しまいには、膝や肘が「もう痛いから乗らなーい。」となりランニングバイク=痛い乗り物という認識になってしまったら残念。
慣れると速度もかなり出るので転んだ衝撃を受け止めるほど体の成長も追いついていない可能性もあります。
対策
肘と膝のプロテクターをつけよう
4.手袋の着用
ヘルメット、プロテクターも嫌がるけど手袋も上位のアイテムです。笑
確かに真冬の寒い状況以外に手袋をつけるのは子供にとっては窮屈ですよね。しかし、ランニングバイクで転倒の時に一番ケガするのは手のひらと言っても過言ではありません。
子供がハイハイから歩くことができるようになった次に学ぶことは、転んだら手をついて「受け身をとること」です。反射的に手が出て一番最初に地面につくのは手のひらなので、すりむくこともしばしば。
装着していたら無傷とはいきませんが、指先の無い涼しいグローブなどいろんな種類があるので装着をお勧めします。
対策
手のひらを守ってくれるグローブや手袋を装着しよう。
以上がランニングバイクに乗る時の必須アイテム4点の必要性の説明です。
公園や普段にストライダーで遊ぶシチュエーションでの説明でしたが、この4点はほぼすべてのレースに出場する際には必須アイテムとなっています。
一人で乗れるようになって、「大会に出てみよう」ってなった時に当日初めてグローブやヘルメットを被らせるとイヤイヤ泣き出してしまう選手もちらほら。。。
うちの子も3歳の時にスタート地点でいきなり「ヘルメットが嫌だー!グローブ嫌だー!」って言いながら手袋を投げ出しちゃって危うくレース放棄になるところでした。
買ったばかりで初めて付けたときは「かっこいいね~」と言ったら嬉しそうにつけていたのがとてもうれしかったのに嫌がるのが早かった 笑 でも、ちゃんとつけないと「ケガして血が出るからちゃんとつけようね。」と言い続けたら「うん分かった。」と我慢してくれるようになったのでこれもいい経験ではないのかなと思います。
こういったことも含めて、子どもの成長にとてもいい経験ですね。
是非安全に楽しむためにも4点の装着をご周知よろしくお願いいたします。
私もびっくりしたのが坂道で「どうやってとまるの~っ」叫びながらこっちに向かてきたこと。
スピードが出て初めて止まり方を知らないことに気が付いたみたい。